
エイズに対する啓発活動の一環として行なわれているチャリティコンサートに出演した聖子さん。
女性陣だけのコンサートということで、出演者は聖子さんの他には、中森明菜、岩男潤子、ペギー葉山、ジュディーオングとか、郡愛子(オペラ歌手)、有名なクラシックピアニストなどなど。
若年歌手といえば、聖子さんと中森明菜、岩男潤子ぐらい。あとでわかることだけど、ほとんど観客のお目当ては、クラシックピアニストのイングリット・フジ子・ヘミング。この人だけ一人で5曲も演奏してたし。
聖子さんがこのLADIES Act Against Aidsに出演するのは、デビュー前の平成7(1995)年に一度、お母さんの坂本スミ子さんと一緒に出演して以来2度目になるそうです。
ステージは一番最初に中森明菜が登場して、聖子さんが登場したのは4番目でした。
前のアーチストが次のアーチストを紹介していくリレー方式。3番目に登場したアーチストが、「次の方は、紅白にも出場したラテン界の大御所、坂本スミ子さん」とコメントしちゃったもんだから、場内から「オオッ」と歓声。
“あれ? 今年お母さんと一緒に出るなんて言ってたっけ?” と自分も思ったのですが、「の、娘さんでいらっしゃいます。石井聖子さんです」と紹介。そしたら、ため息の様な声がうっすら聞こえました。
ゴラー!! 失礼じゃないかー!!!なんて客だ、まったく。
そんななかで、FC名を水密桃というだけあって、さすがピンク色のドレスでご登場の聖子さんは、堂々とデビュー曲の「ANNIVERSARY」を歌いあげました。
不断のライブでは、アコースティックスタイルで演奏することが多いのですが、今回はバンド(どっかのスタジオミュージシャンなのかな?)の演奏をバックにしてのANNIVERSARY。
CDだと最後のサビの部分の
♪何年経っても 九段下 手をつないで...
の「で」の部分が、次の歌詞の頭と重なっているので、ライブの時は
♪何年経っても ときめいていたい〜
と変えて歌っていたのですが、今回はちゃんと 九段下 手をつないで〜 と歌い、ドラムのフィルインで次へつなぐという手法をとって、ちゃんと歌ってくれました。
なんせ、この曲で聖子ちゃんを知り、思わず会社帰りに四谷から九段下まで歩いていってしまったぐらいですから、こう歌ってくれるのはうれしいもんですな。
そして、「もうすぐ21世紀の扉、ドアが開かれようとしていますが、エイズのことについてもっと責任をもっていかないといけないなんだなと思いました」とコメントしたあと、今年、映画の主題歌にもなった、「DOOR」を見事に“歌いあげました”。
歌いあげるとはまさにあのこと。あの小さい体で、ものすごい声量。
崎谷健次郎氏が作曲の、まさにバラードの王道「DOOR」。スケールのでかい曲を、日頃小さなライブハウスで歌っているのがもったいない。
大きい舞台で聞くと、曲のスケールの大きさが改めて実感できる。今までの燃焼不足をここで一気に爆発させるかのように、声を響かせていた感じです。あの歌いっぷりに、観客の皆さんも心をうたれたでしょう。
「きれいな声だったね」。
うしろに座っていた老夫婦がつぶやいていました。
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私がイチオシする唯一の日本人歌手、石井聖子さんを紹介するコーナー。
ご存じない方はぜひ一度歌声を聞いてみてください。涙出ますよ。
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