ねごと・たわごと(平成18年)

北朝鮮ミサイル発射とNHKクローズアップ現代

平成18年7月8日

ミサイルが発射されたのは…

北朝鮮のミサイル発射で揺れた7月第1週でした。

どこの報道機関も北朝鮮のミサイル発射に対しては批判的でした。当然です。真っ当な日本人なら北朝鮮の専横を容認することはできません。

しかし、このような緊迫した状況下にあっても、日本人の心情を逆撫でし、日本悪玉論を展開するマスコミが存在していました。NHK「クローズアップ現代」です。

北朝鮮がミサイルを発射した翌日のNHKクローズアップ現代は「瀬戸際の北朝鮮 〜ミサイル発射の真意は〜」と題した放送でした。

極左ぶりについては“定評のある”クローズアップ現代。

“期待通り”といいますか、さすがのサヨクも真っ青の極左ぶりを発揮、金正日の代弁者、朝鮮中央放送の代替放送局と化していました。

笑顔の国谷裕子

▲国谷裕子。日本の脅威、北朝鮮ミサイル問題を扱うのに、なぜこんなににやついた表情なのだろうか。

番組冒頭、司会の国谷裕子は、日本のみならず世界を震撼させている北朝鮮のミサイル問題を扱うというのに、どういうわけか、非常におだやかな表情、微笑しておりました。

不吉な予感がしました。この先、この番組を見なくても内容が伺い知れた感じです。

前半は、防衛庁防衛研究所研究員など、専門家によるミサイル発射の意図の推測が示されるなど、特別な問題はありません。

ところが、この後、少しずつ左旋回を始めます。

ここで国谷裕子は「ミサイルの発射は主権国家としての合法的な権利である」云々という、北朝鮮の声明を発表します。

その後、平壌の取材班から、現地の様子が伝えられました。

しかし問題は、ここで、日本政府はじめ、他国の政治声明の紹介や談話などを一切取り扱わなかったことです。

北朝鮮の主張を一方的に流すだけにとどまりました。偏向が始まります。

そして、ここでゲストの登場です。

ゲストは静岡県立大学教授の伊豆見 元(はじめ)氏と、クリントン政権時代にアメリカ国務省の北朝鮮担当官だった、ケネス・キノネス氏。

このゲストが登場してから、大きく左に急旋回をはじめます。

まず、最初にコメントを求められたのは伊豆見氏でしたが、特段問題発言はなく、煙をたてたのはキノネス氏でした。

元アメリカ国務省北朝鮮担当官 ケネス・キノネス

▲北朝鮮相手に融和的政策をとっていたクリントン政権時代の、米国務省北朝鮮担当官 ケネス・キノネス。

なぜ、北朝鮮は挑発的な行為をとったのか、と聞かれたキノネス氏。金正日がミサイル発射を決定したことを知るのは難しい、と前置きしながらも、

そのため、ミサイル発射にいたったのではないか、と、考えているようです。

日米だけが北朝鮮と対峙

このキノネス氏の発言を受けて、国谷裕子は非常に嬉々とし、活き活きとした表情になります。

笑顔で反米を語る国谷裕子

▲右コメント中の国谷裕子。反米は嬉しい。思わず顔がほころぶ。

と、国谷裕子は伊豆見氏に見解を求めています。

しかし、伊豆見氏はこれに対しては、「必ずしも一番そこが大事な部分になるかどうか」と首を傾げ疑問を呈したものの「こちらの対応にもマズイところがある」と、断言。

しかし「北朝鮮は、国際社会の中でどういう行動をとれば評価を得られるか、ということに関しては、依然として神経が行き届いていない」と述べます。

北朝鮮が、国際社会の中で評価を得られない行動に走るのはなぜか、伊豆見氏が原因を考えます。

静岡県立大学教授 伊豆見元

▲静岡県立大学教授 伊豆見 元。

国交を樹立さえしていれば、約160の国と国交正常化していると言っても、それは確かに間違いではありません。

しかし、斯様な国であっても、北朝鮮の行動が容認できないと言う国が多数存在すれば、それは国際社会からの孤立を意味します。

現に、国連安保理では北朝鮮制裁決議を15カ国中13カ国が賛成の意を表明しています。

この賛成の意を表明した国の中には、北朝鮮と国交を樹立している国もありましょう。

しかし、このように北朝鮮の行動を容認できない、という意思が大多数をしめるこの事態は、北朝鮮の孤立です。

伊豆見教授の発言からの印象は…

伊豆見教授の「日米だけと正常化できない」というコメントから受ける衝撃が強いので、北朝鮮擁護の日米悪玉論なのかと感じるのですが、伊豆見教授はこう続けます。

すなわち、正常化できないのは北朝鮮に問題あり、ということです。

さらにこのあとです。

  1. 日本とアメリカと関係が戻れば、すべての国ときちんとした関係を保てる、という話になる。
  2. 国連のメンバーになって十数年経っている。
  3. 多くの国とは正常化している。
  4. しかし、日本とアメリカだけは、ダメと言っていて、ダメなのはあなたの態度が悪いから
  5. それをなかなか直さないで、それをプレッシャーだと言われても、どうかなって話

同一段落でこのように展開されます。

5.を読めばお分かりの通り、北朝鮮の態度に問題があると言っています。

しかし、そこへ至るまでが北朝鮮擁護で反日反米論に聞こえます。

私の理解力が弱いせいでしょうか、最初に見たときには北朝鮮擁護の日米悪玉論と感じ取ってしまいました。

多くの人がそのように感じ取ってしまったのではないでしょうか。

北朝鮮に対する非難なし

この伊豆見教授のコメントを受け、国谷裕子はキノネス氏に「そのように感じますか?」と質問。

さて、そのようにとはどの部分を指すのでしょうか。

伊豆見教授は、北朝鮮が態度を改めずプレッシャーだと言うのはおかしいんじゃないか、とまとめています。

しかし、国谷裕子の質問はその部分を受けてのものではありません。

それは、キノネス氏の答えと、その答えに国谷裕子が大きく頷いていることからわかります。

キノネス氏の答えです。まず、「はい、そういう観点を受け入れることができる」と肯定したあと、

やはり、北朝鮮は善であり、アメリカが悪だということになっています。

伊豆見教授の発言はやはり、北朝鮮擁護論として捉えられ、かつ、国谷裕子とキノネス氏の応答でそのように歪められて印象付けられた、と言ってもいいでしょう。

国谷裕子が伊豆見教授の「北朝鮮が態度を改めずプレッシャーだと言うのはおかしいんじゃないか」というまとめを受けての「そのように感じますか」という質問であれば、キノネス氏の解答は的外れであり、質問しなおすところです。

NHK、国谷裕子は最初から反日反米ありきで番組を進めていることがよくわかります。

ケネス・キノネス=北朝鮮スポークスマン

キノネス氏の一連の発言は北朝鮮から感謝状が届きそうです。

しかし、こちら側から見れば、ツッコミどころが満載です。

クリントン政権が北朝鮮に対し宥和政策をとった結果、核開発を阻止できなかったことが、今日の北朝鮮の核問題、安全保障問題につながっているのではないでしょうか。

つまり、キノネス氏が北朝鮮相手に交渉・譲歩を重ねた結果が、今日の北朝鮮の暴走を招いたと言えます。

北朝鮮は信義を守る国ではありません。相手が少しでも譲歩の姿勢を示せばつけあがるだけつけあがります。

現ブッシュ政権は、クリントン政権、キノネス氏が行った北朝鮮融和政策の尻拭いをされているようなものです。

それを、アメリカブッシュ政権が強攻策に出るから北朝鮮が暴走する、というのですから、噴飯です。

しかも、暴走を許した張本人が真面目な顔つきで批判するのですから、噴飯を通り越して放屁です。プっプっプっ。

日米が北朝鮮を勝手に敵視しているのではありません。北朝鮮が敵視されることを行うからです。

信義を守らず、国際的に容認されない勝手な振る舞いを見せるためです。

理由もなく一方的に突然外交の窓口を閉ざし、強攻策に出ているのではありません。

何度も交渉の場を設け、こちらが譲歩の姿勢を示すにもかかわらず、北朝鮮はその契約を履行しようとせず反故にしました。そして、さまざまな問題を引き起こしてきています。

拉致事件、核兵器、ミサイル、そして、麻薬製造密売に偽ドル紙幣製造、さらに北朝鮮国民の人権蹂躙…

このような悪事を北朝鮮でなくとも働けば、仮に、アメリカの同盟国である我が日本が行っても、アメリカから非難・敵視されて当然です。

日米が敵視するから北朝鮮が暴発するのである、という論を張る人は、北朝鮮のこのような悪事を許容する、または、許容せよと言いたいのでしょうか。

何度も言いますが、北朝鮮が今日、核兵器を製造し脅威になっているのは、クリントン政権時代に宥和政策で譲歩の姿勢を示し、暴走を許してしまった結果です。

北朝鮮担当だったキノネス氏は、この現実を見ても、この危機的状況を招いたにもかかわらず、自省の姿勢も見えません。

自省できない、あるいは、頑迷で自省を拒むのは、左派勢力独特のものです。

この期に及んでも、まだ北朝鮮の立場に立て、宥和政策をとれ、というのでしょうか。懲りずにまた失敗しろ、北朝鮮のミサイルの脅威に脅えよ、と言いたいのでしょうか。

キノネス氏の発言からはアメリカの国益を重視した発言はありません。反米一色です。「北朝鮮報道官」という肩書きで紹介されたとしても、違和感を覚えません。

なぜアメリカがガタガタになったか、わかった気がしました。

朝鮮中央放送日本支部

ご満悦の国谷裕子

▲国旗掲揚・国歌斉唱時の教員不起立問題で、東京都の横山教育長に食って掛かった時の国谷裕子。あの時のような“鬼ババ”の形相は今回見られなかった。
日本は憎たらしいが北朝鮮の悪事には異常なほど寛大。

ご満悦の国谷裕子

▲日米悪玉論の30分に大満足♥
満面の笑み(背筋が凍る)で、番組を締めくくる国谷裕子。典型的な反日無知識人。

クローズアップ現代、毎度のことではあるのですが、反日反米、何が何でも日米が悪なのだ、という報道に終始していました。

真の日本人ならば、北朝鮮の横暴に対して怒りをあらわにし、我慢の限界であり、強攻策をとる時期にあることは自明と感じています。

しかし、そのような報道がなされることはなく、強力な同盟国アメリカを蹴落とし、逆に、敵側北朝鮮の主張を垂れ流し庇い続けるという、尋常では考えられないことをしでかしました。

この放送内容で、どれだけ日米に利益がもたらされるというのでしょうか。

これでは、朝鮮中央放送の日本支部です。国谷裕子は、あの息巻いてニュースを伝えるニダニダ女性アナウンサーと同類です。ゾッとします。

こんな偏向放送を垂れ流すのですから、受信料の支払拒否が増えるのも当然のことです。

厭味に感じる国谷の英語

話は変わりますが、国谷裕子は英語ができることをひけらかしたいのでしょうか。

キノネス氏に語るときは自ら英語で話し、同時通訳がつきます。アホみたいです。

キノネス氏の発言だけ同時通訳で放送すればいいものを、国谷がキノネス氏に語りかけるものまで同時通訳でやるので、非常に内容がわかりずらくなります。

通訳の方には申し訳ないのですが、同時通訳は本当にわかりにくい。日本語と英語で文法が違うので仕方がありませんけどね。

英語がしゃべれるのは、知識人の証拠、国際人なの、私って素晴らしい、とでも思っているのでしょうか。南無阿弥陀仏。

平成18年のねごと・たわごと 目次

北朝鮮による拉致被害者の救出を

拉致に遭われたかたとご家族の平安を望み早期救出を願っています

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ご存じない方はぜひ一度歌声を聞いてみてください。涙出ますよ。

Rick Dees Weekly Top 40

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我が家のニホンアマガエル

毎年、我が家の庭やベランダに、ひょっこりとやってくるかわいいニホンアマガエル。その姿をデジカメで撮影してみました。ヘタクソですいません。

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