ねごと・たわごと(平成18年)

韓国拉致被害者再会は北と南の謀略か

平成18年6月17日

再会は喜ばしいことですが

北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの夫とされる、金英男さんと母親との再会が実現する可能性が出てきました。

再会となれば、それは誠に喜ばしいことではありますが、やはりなにか、すっきりとしない、背後にうごめく憎たらしい北朝鮮の思惑を感じずにはいられません。

やはり、長年にわたって戦い続けてきた、横田夫妻はじめ拉致被害者家族の方々は賢明でいらっしゃると感じます。

拉致国家から「人質に会わせてやるから来い」と言われて、犯罪者の下に行ってしまうというのは、再会したいという気持ちは痛いほどわかりますが、やはり、これでは犯罪者の思う壺ではないかと思うのです。

日本赤軍による「ダッカ日航機ハイジャック事件」で、「人命は地球より重い」と言って、犯人の要求をのんでしまった時の総理大臣、福田赳夫(福田康夫官房長官の父)の失態と同じです。

「悪に屈した」ということです。

私は、会いたいと言った金さんの母親を責めることはできません。やはり長年離れ離れになってしまった息子と再会したい、というのは自然な感情の発露です。

しかし、ここで北朝鮮が用意した再会の場に行ってしまえば、北朝鮮の思う壺であり、北朝鮮の悪事に屈することになってしまうことを、韓国政府が説明し、思いとどまるよう説得する場面ではないのでしょうか。

盧武鉉の太陽政策下では無理

世界各国は、自国民が拉致された場合、国の威信を賭けて救出活動を展開します。それは説明不要の当然のことです。

そんな当たり前のことができない、異常の最高峰が何を隠そう、わが日本国と韓国です。

日本国政府は今でこそ拉致問題に真剣に取り組んでいますが、社会党(現社民党)勢力が強かった数年前までは、数々の証拠が挙がっていても、拉致はないと言い張っていました。

仮に拉致があったとしても、日本の戦前の朝鮮半島植民地化に比べれば大したことはないのだから問題にならない、という詭弁を弄し、どこの政党なのかわからない、おかしな言い分に圧され、何もしませんでした。

数年前の日本同様、左翼が強くなっているのが、韓国の盧武鉉政権です。太陽政策により、完全に北朝鮮に擦り寄っています。

もともと朝鮮半島の同民族であり、半島統一を目指す、という目標自体は別にわからないわけではありません。

しかし、半島統一の目標を達成しようとするあまり、北朝鮮を怒らせてはならないという意識からか、拉致という国家犯罪に対して毅然と対処しないのは最低です。

国家としての責務である、自国民の保護を放棄しており、国際的な信用問題にかかわります。

そして何より、国民は拉致されても保護されないのですから、国家が自国民を人身売買にかけているのと同じです。

そんなものは「統一」でもなんでもなく、単なる「朝貢」に過ぎません。

やはり、左派というのはマゾなのですか?

韓国は拉致問題に関しては日本よりもさらに無関心です。やはりこれが不幸の始まりではないでしょうか。

もし、日本で拉致被害者家族が北朝鮮へ渡ったとしたらどうでしょう。世論からは少なからず反発の声があがるでしょう。

しかし、左派勢力が強くなり、韓国国民に赤に対して免疫力が低下した現下において、拉致家族の再会が実現したとしたらどうでしょうか。

再会場所は自由のない北朝鮮です。北朝鮮の企画・脚本・演出による「感動の再会劇」という“芝居”が展開されることでしょう。

日本では拉致問題に関して、北朝鮮に幾度となく騙され続けてきましたから、日本国民も賢くなり、北朝鮮監視の下にある「感動の再会劇」には騙されません。

しかし、免疫力のない韓国ではこれを真に受け、北朝鮮に対して譲歩すれば、拉致された人達と再会できる、拉致問題は許そうではないか、そんな認識が広がり、世論の大きな声になりかねません。

これが、北朝鮮と韓国盧武鉉の狙いなのだと思いますが、これが日本にも大なり小なり、影響してくるのではないかと考えます。

拉致問題の幕引きを狙う金正日と盧武鉉

反日で利益が共通する北と南は、共闘して拉致問題に関して日本に揺さぶりをかけてくるでしょう。

見てみろ、北と南はもう拉致問題に関しては何も問題にはしない、日本も同じようにしろ、とそんな言いがかりをつけて強引に幕引きを狙ってきます。

そんな道理にかなわぬことが許されるわけがありません。

しかし、何しろ北朝鮮は貧窮状態、やはり日本からの援助が欲しくて欲しくて仕方がないのです。

だから、拉致問題は解決したんだ、韓国とも解決した。だから日本も同様だ。

はい、そうですか。と、社民党や共産党政権、河野洋平ならやりかねませんが、そんなバカげた話はありません。

日本の拉致被害者家族間、あるいは日本国民の世論の分断を図る狙いがあるかもしれませんが、もう、世論は拉致問題に関しては徹底解決の方向でぶれることはない、と、私は感じています。

問題は、外務省や国会議員の中の左派勢力です。特に外務省は要注意。隠れて何をするかわかりません。

拉致被害者家族はじめ日本国民が一枚岩になって拉致問題にとりくんでいるのに、岩に穴を開けて崩そうとするのが外務省です。

外交という特権を使って、闇の部分で何をしでかすかわかりません。日本の中の敵は外務省と見ています。

また、次の首相が誰なのかによって、事態は悪化の方向に傾く可能性があります。特に福田康夫氏になった場合は悪化する可能性があります。

何しろ、官房長官当時、北朝鮮の発表を鵜呑みにして、拉致被害者家族に対し冷徹に死亡を宣告し、早期に幕引きを図ろうとしたのは有名な話です。

左傾の福田氏にとっては、拉致被害者は北朝鮮との国交回復に障碍とすら感じているかもしれません。

そのような心情の者が拉致問題を完全解決にむけて進展させることはないと思いますし、逆にコメ支援をさせる可能性もあります。

なにしろ父は「命は地球よりも重い」と言って悪に屈しました。思想信条が似通っていても不思議ではありません。

しかし、なぜ、日本は自国民を救出する、という国家としてごくごく当たり前のことができないのでしょう。

早期に憲法第9条を改正し、自国民が危険にさらされた場合は、武力行使も辞さないことをうたい、危機管理を高めなくてはいけないと思います。

もう、いい加減に、左派勢力のいう平和(念仏主義的平和)思想の洗脳を解き、真に自立した国になりましょう。

平成18年のねごと・たわごと 目次

北朝鮮による拉致被害者の救出を

拉致に遭われたかたとご家族の平安を望み早期救出を願っています

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