ねごと・たわごと(平成16年)
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平等の悪

平成16年7月4日

参議院議員選挙もいよいよ来週。こんな田んぼしかないところでも、遠くから選挙カーの声が聞こえて来ます。

しかしなんですかねぇ、本当に梅雨なんでしょうか。湿気がなくてカラッとしてますし、なんだかもう秋みたい。このまま秋になってくれ。

そんな快適な気候の日々を送っている訳ですが、こんな時はゴロゴロしながら読書にいそしんでいるのであります。先週借りて来た「いいかげんにしろ日教組」読み終えました。

ちょうど選挙の事が書いてありましたが、三重日教組(三教組)の選挙活動はすごいです。公務員がこんなことしていいのか、と書いてありましたが同感です。是非お読み下さい。

選挙権を得ても、今まで選挙なんぞにさほど関心はなかったのですが今は違います。売国奴なんぞに国政を任せてたまるかという強い思いでいっぱいです。そのためには一票を投じなくてはならないのです。

今回の選挙、新聞を見ていたのですが、辻元清美、鈴木宗男が出るんですね。まだ政界へ戻ろうとしますか。

鈴木宗男はまだしも、辻元だけは絶対に政界なんかへ戻さないでほしいです。辻元清美は「ピースボート」という聞こえのよい花火を打ち上げていますが、影では日本赤軍、北朝鮮とつながっている売国奴。

平成14年8月5日の産経新聞には、元日本赤軍関係者に現金を送金していた事が警視庁捜査二課の調べで判明した、という記事が載っています。

カフェグローブというウェブサイトには、こんなコメントが(ちょっと古い平成13年のものですけど)。

――ということは、北朝鮮とも早期に国交正常化をするということでしょうか。拉致問題などもありますが?

やったほうがいいでしょう。力だけで押そうとしても解決しないと思うからです。まずは国交正常化して、正式な話し合いのチャンネルを作り、その中で解決していくほうが可能性は高いと思う。

拉致問題というのは、これまでにも世界のいろいろなところで起きてきているんです。日本人は、北朝鮮というと特殊な国と思ってしまうけれど、たとえば中南米などにも軍事独裁政権でもっとテロっぽい国家があったし、アフリカにも危険な軍事独裁政権はあった。

そういうときに国際社会はどうしたかというと、その国家ときちんとコミュニケーションをとる中で包囲し、民主化を促し正していくことをやってきました。北朝鮮も、国際的に孤立させてはいけない。国際社会の一員にうまくインプットしていくことで、北朝鮮の社会をも変えながら拉致問題を解決していかないと。

こういうことを弱腰だと言う人に言いたいのは、「声高に非難して帰ってくるんですか、道が開けるんですか?」ということ。国交正常化の中では、戦後補償が出てくるでしょう。日本は、かつて朝鮮半島を植民地にして言葉まで奪ったことに対して、北朝鮮には補償を何もしていないのだから、あたりまえの話です。そのこととセットにせずに、「9人、10人返せ!」ばかり言ってもフェアじゃないと思います。

こんな思考回路の売国奴に政権なんか握らせてしまっては、またまた、日本国弱体化への道を進んでいくだけになってしまいます。 日本国民ならこんな売国奴を政治の世界に戻してはいけませんよ。

それと、社民党党首の福島瑞穂って、参議院議員だったんですね。衆議院議員かと思ってました。ただ、それだけなんですけど。

話は全く違う話に変わりますが、こんな話を聞いた事ありませんか?

運動会の徒競走 全員一緒にゴール

吐き気のするような話ですが、これが学校で平等という誠に美しい言葉の元に行われているそうです。

平等の意味を履き違えてます。私なんかが言わなくても良識ある皆さんは既に気付いていらっしゃると思いますが。

学校で実践している平等(徒競走全員一緒にゴールなど)は「結果の平等」です。一般的にいう平等は「機会の平等」です。

例えば、日本ではあまりありませんが、黒人だからと言って入社や入店を拒否する、とか、そういう個人の努力では(先天的なもの等)どうにもならない事で差別をしてはならない「機会の平等」を言います。

完全に履き違えて、共産主義・社会主義になってます。日教組はそれを目指す集団ですからいいのでしょうが、共産主義・社会主義国家がどういう結末を迎えたか、よくみて下さい。

前掲の三教組では、校長が行う職員の評価が、三教組の圧力で全員B評価だったことが判明しています。これも「結果の平等」です。

いくら一所懸命に努力し良い結果を出しても、何もしない人間と同じ評価だったら、誰しも意欲をなくし、活動は衰退し廃れていくのは当然の事です。

参議院議員選挙で「平等」という、実にキレイな言葉を強調する政党があります。社民党・共産党です。この政党のいう「平等」は絶対に真に受けてはなりません。

前掲の学校の徒競走の例の通り、社民・共産の掲げる「平等」は「結果の平等」で、競争のない社会をめざすものです。

共産党のウェブサイトを見たところ、出ていなかったのですが(見逃しているだけかも)、今日の読売新聞朝刊には共産党の広告が出ており「私たちの提案」として大きくこのように書かれてあります。

・だれでも月5万円が保障される「最低保障年金」に掛け金に応じて上積みします。

・財源は(1)社会保障を「予算の主役」にきりかえます。(2)大企業や大資産家に応分の負担をもとめます。

こうすれば、国民に重い負担なしに安心できる年金制度をつくれます。

(2)大企業や大資産家に応分の負担をもとめます。この事は、金持ちから税金を多くとり、貧乏人からは税金を少なく取る、ということになって、貧乏人の私からすれば、良い事のように聞こえるのですが…

でも、すべての人が、ほとんど同じ手取りしか残らないのでは、これではいくら働いて成功して応分の報酬を受けても、分捕られることになります。そんなら働かなくたっていいや、という事になって、生産活動は停滞、いずれ破綻という道を歩む事になります。

社会主義・共産主義はこういう社会を目指しています。こんな社会を国民が望むと思いますかか。キレイな言葉の裏に隠されている悪に、みなさん騙されない様にして下さい。

しかし、今の日本の所得税(相続税・贈与税も)は累進課税制度ですから、所得額が大きくなると税率も段階的に高くなります。社会主義・共産主義に近いのです。

この累進課税制度を撤廃して、全員、一律何%という税率をもってすれば、今よりも生産活動・消費活動が活発になって、景気が上向くような気がするのは私だけでしょうか。

平成16年4月1日現在の所得税率は、以下のようになっています。
・所得金額330万円以下→税率10%…控除額0
・同330万円超〜900万円以下→同20%…同33万円
・同900万円超〜1,800万円以下→同30%…同123万円
・同1,800万円超→同37%…同249万円

段階的に税率が決まっているので、例えば、所得金額が330万円超〜900万円以下の人が一律で20%の税金を払っているように思ってしまいますが、実際に計算してみれば、そうでないことがわかります。

所得金額330万円以下の人は、控除額がないため一律10%の負担になるわけですが、それ以上所得のある人は控除額があるため、所得金額に応じて、実質税率は変わって来ます。

例えば、所得金額340万円の人はこうなります。
340万円×0.2-33万円=35万円(所得税額)

340万円−35万円=305万円が税引後の所得金額で、実質の税率はおよそ10.3%になります。

では、所得金額890万円の人はどうでしょう。同じ20%で税率が計算されます。
890万円×0.2-33万円=145万円(所得税額)

890万円−145万円=745万円が税引後の所得金額で、実質の税率はおよそ16.3%になります。

複雑に計算する事によってわかりにくくなっていますが、同じ計算税率が適用されていても、所得金額に応じて実質税率が変わっているのです。

金のない奴は納めなくても良い、儲けた奴はそれだけ税金を納めよ、というわけで、貧富の差が縮まるようになって、ありがたいようなお話…

ですが、繰り返しますが、これは「結果の平等」、共産主義・社会主義のめざすところで、資本主義社会は違います。

こんな面倒くさい計算方法なんて用いずに、年収が1億円の人も、年収が100万円の人も、所得税率を平等に例えば5%とすれば、税負担は皆同じです。こうすればいいじゃないですか。

そうすることによって、高所得者はさらに手取りが増える訳ですから、その分を消費に回してもらえばいいのです。資本主義とは本来そういうものです。

高収入を得たからといって、それを有無をいわさず税金で持っていかれてしまっては、戦意喪失(意欲喪失)につながり低生産に陥るばかりです。資本主義社会では業績に相応の報酬が与えられなければなりません。

高所得者から有無を言わさず、税金で持っていくよりも、寄付をしてもらうなどして、社会還元してもらう手もあるのですから、その方が精神的にも良いような気がしませんか?

こう考えると、社民・共産が、一律に課税する「消費税の反対」を訴えるのもわかります。「結果の平等」に反するからです。

「消費税反対」は確かに聞こえもいいですし、民衆にウケも良さそうですが、でも、それはよーく考えて突き詰めてみると、社会主義・共産主義が目指す「結果の平等」につながっている事に気付いて下さい。

消費税を廃止する代わりに、不足する財源をどうするかは、前述の通り、大資本家や富豪からより多く税金を搾り取る事によって賄おうとするはずです。それが「結果の平等」、すなわち社会主義・共産主義体質へとつながるのです。

そして、社会主義・共産主義だったソ連や東欧諸国がどういう道を辿ったか、よく考えてみて下さい。そして投票へ行きましょう。

もちろん、貴方が、ソ連のように国が崩壊する事を望んでいるならば、社民党や共産党に投票しても一向に構いません。ただ、私の意見は、そんな崩壊する国になることは絶対にイヤです。