はいはいはい

Dec/24th/2000

【・・・】

おはようでござる。前回に引続き、わたくしは、福島県は郡山市で、今日も元気よくなく、ヌメーッと起き出してみました。


今日の予定。郡山、マルキュウゴーニー、【あぶくま6号】で新宿へ帰投せよ。以上。


と、朝のブリーフィングを一人でしてみたあと、このところ酒を飲んだ次の日には、朝もはよからラーメンを食いたくなる習性に気付き、事前に購入済のカップラーメンを食する。


部屋にあるポットからチョボチョボっと注いでみる。湯気がたたない。水だ。コンセントとプラグはつながっているのに、なぜかポット本体に根元がくっついている。なぜだ。どうしてちゃんと電気口に根元がつながっていないんだろう。いっそのこと、熱湯シャワーでも入れてみようかと思ったけど、衛生上よろしくなさそうなので、やめとく。


これといって他に特筆するべきことがない。9:52発の新宿行き高速バスに乗るため、駅まで歩いてみるが、本当にクリスマスという雰囲気があまりかんじられない。今日はそういえばクリスマス・イブなのだ。


クリスチャンの人なら別に構わないけど、そうでない人までがここまで大騒ぎするのはどういうことなんでしょう。変なの。私は、クリスチャンでないし、もちろんアグネスチャンでもなければ、ただのオッチャンの、えのもっちゃん。


そこで、わたくしの信者をエノモッチャンと呼んじゃう。エノモッチャンになりたい方は、片道はがきに住所・氏名を記入し、燃えるゴミの日にルールを守って出しましょう。きちんと半透明のゴミ袋を使うのですぞ。信者になっていただいた方には、もれなく、わたくしのやつあたり(一年分)が当たります。


突然ですが、ここで高速バス、あぶくま号について説明だよ。今回利用しているこの、あぶくま号は、JRバス関東、JRバス東北、福島交通の共同運行。「JR時刻表」(弘済出版社発行)ではわからんけど、「高速バス時刻表」(同社発行)では、便ごとに、どこの会社で運転を担当しているか記されてる。


ちなみに、行きに利用した、あぶくま1号は「JRバス関東」。帰りに乗る、あぶくま6号は「福島交通」が担当。ただし、座席の予約はJR、福島交通、どちらの窓口でも可。福島交通の担当便だからといって、福島交通の営業所に電話して予約する必要はなく、JRのみどりの窓口で大丈夫。


すべてのケースに言えることじゃないけど、JRと民間バス会社が共同で運行している形態の場合、民間バス会社の便を狙ったほうがよさそう。自分の体験談で言っちゃうけど、民間バス会社の方が、シートピッチ(前席との間隔)が広く取られている事が多く、細かいところで居住性が良く出来てる。


今回の「あぶくま号」も例外じゃなくて、JR車はシートピッチが狭くて結構窮屈。アームレスト(肘かけ)もない。福島交通車は、シートピッチは広くて、結構ふんぞり返った状態でないと、全席と膝がぶつからない。座席幅もJRに比べると若干広めに感じたし、アームレストもあってラク。ゆったりとした感じ。


おまけとして、これは運転手の技術からきているのか、車両の整備からきているのか、JR車は、出発時のノッキングがかなりひどい。高速道路ならよいけど、これが一般道路に降りて、信号停止・発進を繰り返すようになるとツライ。ガガガガとかなり大きな揺れを発し、不快感と疲労を感じる。ついでに、タイヤに凹凸ができたか石を噛んだか、トン・トンという変な振動まで発してる。


対して福島交通車は、本当に「滑るような」という言葉がぴったりな静かな発進の仕方で、ノッキングはゼロ。エンジン音も心なしか静か。車内案内放送のスピーカー音もすごくクリアで聞きやすかった。


ついでに今回の福島交通の運転手は、たぶん昔は暴走族にいたんじゃないかな、っていう顔つき。なんだけど、走りは非常に丁寧。言葉になまりがあって、ちょっと郷愁を感じてしまう。なんだかハートウォームな人っぽい。見ためと全然違う運ちゃんなのだ。こんな事だけど、旅にはこういうのも重要な要素の一つ。


こうなると、完全に福島交通車の勝ち。悪いけど、車体のカラーリングは福島交通の方が結構イナカくさいんだけど、そのイメージと違って中身は全然違う(人間もこうありたい!?) 。同じ運賃払って乗るなら、やっぱり快適なほうを選びたいってもんだよね。


あ、さて。帰りも東北道を順調に巡航する「あぶくま6号」。阿武隈PAでの休憩では、チラチラと雪も。風はやっぱり冷たいね。巡航する車内では、一時話し声がかなりうるさく聞こえていたんだけど、それも止まった。寝に入っている。


どうも私はバスで寝られないんだよね。慣れてないからか、電車だとわりとカクッと寝ちゃうのに。車の中で寝られないというのは、自動車運転免許を保有するものにとっては、ありがたい体質なんだろうけどさ。


快適に巡航した「あぶくま6号」は首都高鹿浜橋で一般道路に降りて、王子駅に向かうのでした。「あぶくま号」は、上り便のみ王子駅前にも停車。他の新宿と東北各地を結ぶ系統もそうなのですよ。はて、どういう訳で、と思っていたのですが、その理由は後から痛感させられたさ。


王子駅到着を前に、ここから都電にでも乗って早稲田とか行ってみたらどうだ...という非常に強い胸騒ぎ(神からのお告げ!?)を感じ、あーどうしよーと思ったけど、結局、新宿まで行くことに。王子駅までも新宿駅までも料金は同じなんだから、長く乗っていた方がトク。と、ついボンビー君根性。


だが、その胸騒ぎはダテじゃなかったのだのだのだのだーだ。


ほぼ定刻どおりのPM1:00ごろ、王子駅前に到着し、新宿に向けて明治通りを走り出した「あぶくま6号」は、その後、春日通りとの交差点を前にして、渋滞に巻き込まれ、なかなか前進しない。普通車に乗っていると、違法駐車車両は、確かに邪魔だけどそんなに避けるのに苦じゃない。けど、大型車両にとっての違法駐車は、たとえそれが軽自動車だろうが本当に大迷惑ということを痛感。この一台を避けるのに大変。この大渋滞の中、本当に邪魔だ。


池袋駅前をやっとこどっこいしょ通過。物凄い人出に乗客からも驚きの声が出る。乗客のほとんどが、福島県在住の人らしく驚くのもムリない。東京で働いてた自分でさえ驚くぐらいなのだ。でも、まだ驚くことが続くなんて予想していなかったのら。


つづく

※このページはフレーム文書の一部です。左側にメニューが表示されていない場合は「メニューを表示する」をクリックして下さい。 ● メニューを表示する ●